2009年8月22日土曜日

面接質問集

面接でよくでる質問です。自分ならこの質問にはこう答えるという回答を準備しましょう。

 INDEX
◆基本的な質問
 なぜ前の会・・  当社に応募・・  当社につい・・  当社に対し・・  前の会社で・・  この仕事を・・
 

◆仕事についての質問
 仕事上の成・・  入社したら・・   この業界を・・  この仕事に・・  あなたの仕・・  将来どんな・・
    この業界の・・  給与はどの・・

◆転職にあたっての希望に関する質問
 給与はどの・・  希望の勤務・・  いつごろ入・・  残業があっ・・

◆チョット意地悪な質問
 当社以外に・・  転職回数が・・  A社からB・・  どんな資格・・  ○○の資格・・  あなたが当・・

◆思わずうろたえる意外な質問
 今日の新聞・・  人を動かす・・  当社の店(・・  転職するこ・・  学生時代は・・

◆ライフスタイルについての質問
 あなたの長・・  将来の夢に・・  休日は何を・・  ○日間休み・・  健康管理の・・  あなたがよ・・
 
◆事務・営業系に対する質問
 どんな商品・・  あなたの営・・  営業成績は・・  店長になっ・・  将来独立し・・  OA機器は・・

◆技術系に対する質問
 どんなシス・・  プログラム・・  プロジェク・・  一貫して研究・・  今後研究し・・  この図面は・・
   どんな専門・・  派遣があり・・

◆逆質問・・・担当者から「なにか質問は?」といわれたら!
 御社は事業・・  今、○○の・・  積極的に中・・  中途入社の・・  この業界は・・  社内を拝見・・
   係長さん、・・  業績の伸び・・  各地に事業・・  お邪魔にな・・
 
 
 
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基本的な質問・・・
 
 ◆なぜ前の会社をやめたのですか?(なぜ転職を決意したのですか?)
 
 中途採用では
100%聞かれる質問です。
 「
仕事がおもしろくなかった」とか「人間関係がうまくいかなくて」などといった回答では、面接官は「うちに入っても同じように辞めてしまうのでは」と不安になる。目標達成のためには転職する以外にないと納得してもらえるよう、「より自分が成長できる仕事をしたくて」など、前向きな動機をアピールしましょう。
 
 ◆当社に応募した理由はなんですか?
 
 質問の狙いは応募の
目的と入社の意欲を探ることにあります。
 「
将来がありそうだから」「安定しているから」では不十分でしょう。
 他社にない独自の事業や製品などを引き合いに出しながら、十分に会社研究をしてきた裏づけを示しつつ、
自分がやりたい仕事に関連づけた動機を述べるのがベストです。
 あまり研究できなかった場合は、自分が目指す仕事を中心に「
この会社なら自分の目標が実現できる」といった答え方をするといいでしょう。
 
 ◆当社についてどの程度ご存じですか?
 
 会社をどれだけ研究してきたかによって、
興味の度合いを探り、入社意欲を見る質問です。
 会社の規模によって資料を調べるにも限界がありますが、かといって「
何も知らない」ではちょっと困ります。無理をする必要はありませんが、会社案内で知り得る程度ぐらいは、知識として備えておきましょう。その中で「御社のこういう点に興味を持って仕事をしてみたいと思います」と意欲につなげるのがポイントです。
 
 ◆当社に対してどんな印象をお持ちですか?
 
 当社についてどの程度知っていますか?」という質問よりも一歩踏み込んだ質問です。
 メーカーならその会社の製品、小売店や飲食店なら扱っている商品や店舗の雰囲気などに関する印象を盛り込み、素直に感じたままを話せばいいでしょう。
 「
今日伺ってみて、社員の皆さんがイキイキと働いておられる姿に魅力を感じました」などと訪ねた印象を述べるのも手です。ただし、あまりきれいごとばかりだとウソっぽく聞こえることは要注意です。
 
 ◆前の会社ではどのような仕事をされていましたか?
 
 希望する仕事への適合性を見ようとする質問です。
 質問は一つでも回答に盛り込むべき項目は、「
担当した仕事」「ポジション」「実績」の3つです。
 このあと、さらに具体的な内容についての質問が続いていきます。
 一連の質問で実力がチェックされるので、
よどみなく答えられるように、3つの項目を盛り込んだ具体的な説明の内容を整理しておきましょう。
 
 ◆この仕事を選んだ動機をお聞かせ下さい?
 
 
仕事に対する意欲、熱意を測ろうとする質問です。
 特に未経験で応募してきた人の場合は、応募した仕事についてどれだけ理解しているか、関心や興味がどの程度あるかを探ることで、
単なる憧れで応募してきた人を排除する意図があります。
 回答としては、自分の理解している範囲内で、
この仕事のどこに魅力を感じたかが話せればいいわけです。
 「
職種は違っても、こうした点では前職の経験が生かせる」と、できるだけ今までの仕事とつながりを持たせて語るのがポイントです。
 
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仕事についての質問・・・
 
 ◆仕事上の成功談・失敗談(実績・業績)をお聞かせ下さい?
 
 
成功談では、どんな功績をあげたのかを聞くことによって、仕事のレベル、力量が測られる質問です。
 売上の数字や自分が手がけた製品などをできるだけ具体的に話しましょう。
 「
仕事をしていて一番嬉しかったのは・・・」といったエピソードでもよいでしょう。
 
自慢話にならないように、表現の仕方に注意しながら、積極的な仕事ぶりを示す話をしましょう。
 失敗談も「
特にない」よりは、臆せずに話をしてその失敗をどう乗り越えたかを話す方がよいでしょう。
 そこから「
何を学び」「どう成長したのか」が、まさに面接官が知りたいところです。
 
 ◆入社したらどんな仕事をしたいですか?
 
 複数の職種を募集している場合によく出される質問です。
 「
何でもいいです」では配属する上で困るし、仕事への姿勢を疑われます
 単一職種の募集の場合にこの質問が出たときは、
応募者が抱いているイメージと、現実との間にギャップがないかを確認するためです。
 または、その職種でどのように働きたいか、仕事にかける意欲を具体的に問うケースもあります。
 どちらにしても、自分のやりたい仕事をハッキリ伝えましょう。
 「
当面は○○の仕事に思い切り取り組み、将来は△△の勉強もしたい」などと将来の目標やキャリアプランが盛り込まれればもっとよいでしょう。
 
 ◆この業界を選んだ動機は何ですか?
 
 業界についての知識、研究の成果を探り、会社選びや仕事選びの動機の裏づけを取ろうとする質問です。
 特に異業種からの転職者に対しては、単なるあこがれや「
面白そうだから」程度の安易な仕事選びをしていないかチェックすることにあります。
 
 ◆この仕事には何が大事(必要)だと思いますか?
 
 仕事への志望動機に関連させて、
仕事内容を理解できているかどうかを探る質問です。
 未経験の人に対して聞かれることが多いものです。
 理解度テスト的な性格が強いので、仕事の持つ特性を述べると同時に、自分なりの解釈を加えるとよいでしょう。
 経験者に対して質問された場合は、
仕事に対する自分の姿勢をアピールすると効果的です。
 ◆あなたの仕事観をお聞かせ下さい?
 
 漠然とした質問ですが、「
何のために仕事をしているのか」「仕事によって何が得られると思うのか」といった意味に解釈すると回答もしやすくなります。
 あまり難しく考えずに
自分なりの普通の言葉で話しましょう。
 例えば、「
仕事は趣味とは言いませんが、自分の人生に跳ね返ってくるものも大きいですから、楽しいものととらえています」というようにです。
 ただし、「
働くのは嫌い」という後ろ向きの姿勢はいただけません。仕事への積極的な姿勢を示すことを忘れないで下さい。
 
 ◆将来どんな役職に就きたいと思いますか?
 
 昇進の夢がある場合は、「
いつかは、社長を目指しています」くらい大きくいっても、仕事への熱意と受け取ってもらえます。
 出世を望まない場合は、「
仕事は適当にやればいい」などと誤解されないように、「自分の専門分野で能力を磨きたい」などと、その他の具体的な目標を語ることを忘れずにして下さい。
 
 ◆この業界の現状をどう思われますか?
 
 業界の現状と将来についてある程度勉強したあとを見せたいところですが、
独創的な見解を述べる必要はありません
 ただし、同業界からの転職者に対して質問された場合は、動向についての把握だけでなく、自分の見解も少しは加えたほうがよいでしょう。

 
 ◆給与はどのくらいもらわれていましたか?

 給与を決める際の一つの材料として聞くものです。
 正直に答えればよいよはいっても「
だいたい月○○万円くらい・・・」といったあいまいな言い方ではなく、給与、賞与、手当などを含めた年収ではっきり示すほうがよいでしょう。
 一般に同じ業界であれば給与水準もほぼ同じなので、給与額から応募者が今の会社でどう評価されているかを探ることも可能です。
 
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転職にあたっての希望に関する質問・・・
 
 ◆給与はどのくらいを希望されますか?

 希望給与額を聞かれた場合、自分の年齢、経験、能力などを客観的にとらえた妥当な額をハッキリと出すべきです。
 企業によっては、どの程度の額を希望するかによって、応募者が自分の能力や経験を客観的に評価できているかを見ようとしています。
 「
お任せです」では自信がないと思われるだけです。
 具体的には、前職の給与と同額から20%アップくらいまでなら常識的な数字を提示しましょう。
 「
前給は○○万円でしたが、実力もついてきたので20%ほどアップしていただければ幸いです」というようにハッキリ答えるといいでしょう。
 ただし、能力以上の高い額を要求するのは考えものです。
 
 ◆希望の勤務地はありますか?
 
 支店や営業所がいくつかある場合にされる質問です。
 本人の希望に沿って配属先を考える場合もあります。
 
特に事情がなければ、通勤可能な地域への配属なら、どこでも受け入れる姿勢を示したいものです。
 特に希望がある場合は率直にいって構いませんが、「
実家が○○市にあるので」など事情をきちんと説明することです。
 今は○○市の営業所を希望しても、例えば「
将来はやはり本社の仕事で自分を試したい」といった具合に意欲的な回答ができれば文句のつけようがありません。
 
 ◆いつごろ入社できますか?
 
 入社時期は企業が最も確認しておきたい点です。
 「
採用が決まり次第すぐにでも出社します」と答えられれば理想的だが、前の会社をきちんと辞めていなければ無理な話です。
 残務整理や引継ぎを行なうのに、少なくても1ヶ月は必要でしょう。
 現在の仕事の進捗状況を勘案して、確実な時期を答えたいものです。
 退職日の見通しもたっていないのに「
いつでも結構です」などと無責任な回答をしないようにしてください。
 退職者の補充などで急遽人手が欲しいとするケース以外では、
1~2ヶ月は待ってくれるのが普通です。
 
 ◆残業があっても構いませんか?
 
 仕事への情熱を確認するための質問です。「
多少の残業はいとわない」くらいは答えたいものです。
 答えに窮したり、一瞬でも
ひるんだ態度を取ると、「仕事観」や「やる気」に疑問を持たれかねませんので要注意です。
 「
工夫をして残業を減らすよう努力したい」という前向きな姿勢も示したいものです。
 
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チョット意地悪な質問・・・
 
 ◆当社以外にどこか受けられていますか?
 
 転職に対する「応募者の
志向性」や、採用を決めた場合に「本当に入社してくれるかどうか」を知るために、面接官としては正直な答えを求めています。
 
かけもち応募をしていてもマイナス評価にはなりません。
 社名まで言う必要はありませんが、「
同種の製品を扱う販売会社とメーカーを1社ずつ」といった程度は答えましょう。
 
ただし、違う業種、職種に応募している場合は、その理由を説明できないと、一貫性がない思われますので要注意です。
 
 ◆転職回数が多いようですがなにか事情があったのですか?
 
 痛いところをついてくるようですが、面接官がこのように聞くのは、あまり転職回数が多いと「
うちに入っても長く続かないのでは」と心配になるためです。
 
一つ一つの転職に対してしっかりした理由づけがなされれば、納得してくれるはずです。
 大切なのはいずれも
前向きな転職であったことを強調することです。
 むしろ、多くの仕事経験をしていることを自分の強みとして、自信をもって答えましょう。
 
 ◆A社からB社に移るまで少し間がありますが、何をしていたのですか?
 
 「
学校に通っていた」とか「資格取得の勉強をしていた」という事実があれば理想的です。
 しかし、特に何もしてなかった場合でもその期間が自分にとってどういう期間であったかをきちんと説明できれば問題はありません。
 
 ◆どんな資格を持っていますか?
 
 資格を必要とする仕事以外は、
採否にはほとんど影響のない質問です。
 配属先を決める参考にしたり、新しい事業に役立つかどうかを探るためです。
 ほかに本人の関心事を知る手掛かりにしたいという狙いも考えられます。
 何もないなら「
○○の資格取得を目指したい」と意欲をアピールしてもよいでしょう。
 
 ◆○○の資格をお持ちですが、仕事にどう生かしていますか?
 
 例えば経理職の応募なのに秘書検定の資格を持っていたり、編集業務に携わってきたはずなのに宅建の資格を取っていたり、
仕事には関係なさそうな資格を持っていると、何のためにその資格を取ったのか疑問に思うのは当然です。
 間接的にも仕事に結びつけられない場合は、「
仕事とは違う分野の勉強をすることで、違った角度からものを見られるようになった」など、何らかの形で生かされていることを伝えましょう。
 
 ◆あなたが当社の面接官だとしたら、あなた自身を採用しますか?
 
 面接も終わりに近づくと、苦笑したくなるようなこんな質問も出てきます。
 まさか「いいえ」と答える人はいないでしょうが、「
ハイ、採用します」と答えただけでは説得力に欠けます。
 
採用理由を簡単に述べれば、自己PRにつながり、高感度も増すでしょう。
 
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思わずうろたえる意外な質問・・・
 
 ◆今朝の新聞で印象に残った記事は何ですか?
 
 情報に対する姿勢を確認し、あわせて興味の方向性を探る質問です。
 世の中の動きなど、「
○○についてどう思いますか」といった質問もあります。
 日頃から
新聞、雑誌にはよく目を通しておくことが大事です。
 
 ◆人を動かすには何が必要だと思われますか?
 
 管理者として、あるいは
リーダーとしての基本的な素養、資質を見ようとする質問です。
 管理者としての立場にたったときに、部下にやる気を起こさせるには、どのようなスタイルやシステムが必要だと考えるかがポイントです。
 
 ◆当社の店(商品)を利用したことがありますか(知っていますか)?
 
 スーパーやレストランなどをチェーン展開している会社やハウスメーカーでは、会社研究の一環として、
店舗やモデルハウスをのぞいて見るくらいは当然との前提のもとにする質問です。
 商品についてもある程度調べておくのは当然といえます。細かいところまで説明できなくても、種類と名称ぐらいは答えられるようにしたいものです。
 
 ◆転職することに家族は賛成してくれましたか?
 
 特に既婚者の場合、妻の了解が得られているかは会社としても気になるところです。
 採用を決定しても、家族の反対にあい、転職を取りやめることも少なくありません。
 仕事環境の変化に対応するにも、家族の支援が欠かせません。
 
事前に家族と相談し、了承を得ておきましょう。
 
 ◆学生時代はどのように過ごしましたか?
 
 応募者の人間性を探る質問です。
 
平々凡々と無為に過ごしたといった回答はマイナス、「勉学」、「サークル活動」、「アルバイト」その他何でもいいから積極的に取り組んだものがあることを伝えてください。
 
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ライフスタイルについての質問・・・
 
 ◆あなたの長所(と短所も)は何ですか(自己PRしてください)?
 
自分をどれだけ客観視できているか」と同時に、その長所・短所を、「仕事上でどう生かし」、「どう補っていこう」と考えているのかを問う質問です。
 自分の見方だけでなく、「
友人からはよくこういわれる」などと周囲の見方を交えて話すとよいでしょう。
 
抽象的な話は禁物です。
 具体的な体験をもとに自分の反省を示すエピソードを交えて、魅力的に語りましょう。
 
 ◆将来の夢についてお聞かせ下さい?
 
 
目的意識や将来設計をもっているのか、またそれに基づいた転職なのか、社会人としての成熟度を見る質問です。
 将来へのしっかりした目的があれば、仕事にも張りが出ていい働きをしてもらえると会社側は考えている。
 「
私の夢は○○することです。御社は△△の点で私の夢とつながる部分がある」といったように、その会社で実現の期待が持てる夢なら申し分ないでしょう。
 
 ◆休日は何をして過ごすことが多いですか?
 
 
興味の方向性やライフスタイルを探ると同時に、活動的な面を持っているかどうかを判断しようとする質問です。
 プライベートでも活動的な人を企業は望んでいます。「
休日は、いつもゴロ寝」では無気力な印象を与えてしまいます。スポーツでも趣味的なものでも、なにか興味があるものがあり、休日でも活動していることを訴えることが大切です。
 
 ◆○日間休みが取れたら何をしたいですか?
 
 
レジャープランを聞いているのではありません。「活動意欲はあるか」、「計画性を持って毎日を過ごしているのか」、「向上心はあるか」、「希望や夢を持っているか」などをみる質問です。
 この質問の答えには、日常の自分が投影されます。
 だからといって「
セミナーに通い勉強したい」といった優等生的な答えでなくてかまいません。例えば「旅行」や「部屋の模様替え」といった答えでよいでしょう。具体的な計画まであればなおさらよいでしょう。
 大切なのは「
何のためにするか」ということに主眼をおいて回答すればよいことになります。
 
 ◆健康管理のために何かしていますか?
 
 
自己管理能力をはかろうとする質問です。
 特別なことはしていなくても「
何もしていません」というより、日常的に少しでも気をつけていることがあると思います。
 「食事」「禁煙」「飲食」「スポーツ」「睡眠」「ストレス」「生活のリズム」「健康診断」など、話題はいくらでもでてくるでしょう。
 
 ◆あなたがよく遊ぶに行く街はどこですか?
 
 答えを聞けば「
トレンディーさ」が、わかってしまう質問です。
 「商品開発」「マーケティング」「広告宣伝」「ファッション」「フードサービス」などに関連した仕事を目指す人には大切なポイントになります。
 回答としては、なぜその街に行くのか理由を話し、そこで
流行に敏感なことをアピールしましょう。
 
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事務・営業系についての質問・・・
 
 ◆どんな商品を扱ってきましたか?
 
 営業の仕事では、扱う商品によって対象や方法が違います。
 そのため、
前職での経験がそのまま生かせるかどうかを判断するための質問です。
 扱ってきた商品をありのままに答えればいいでしょう。
 あまり一般的でないものの場合は、その用途や形態などの説明も加えた方がいいでしょう。
 
 ◆あなたの営業ポリシーを聞かせてください?
 
 
営業という仕事に対する考え方を知ろうとする質問です。
 事前に回答を用意していないと即座には答えにくい質問といえます。
 「
営業の仕事によって何を得てきたのか」、「自分のどんなところを生かして営業活動を進めているか」、「何を目標にして仕事をしていこうと考えているのか」、これまでの経験を思い返して、この3点について回答をまとめておくといいでしょう。
 営業という仕事が好きで、その面白さがわかっていることをアピールできれば十分でしょう。
 
 ◆営業成績はどうでしたか?
 
 営業の能力をストレートに聞く質問です。
 答える側も「
よかったです」などのあいまいな表現ではなく、具体的な数字としてハッキリ示したいものです。
 同じ業界内での転職の場合は、売上の数字を提示します。
 異業種への転職の場合は、数字より社内のポジションを答えたほうがわかりやすいと思います。
 例えば、「
同じ営業所の10人の営業マンの中では、いつも2位か3位でした」などです。
 あまり成績がよくなかった場合は、
「平均レベルでした」と答えておくのが無難です。
 
 ◆店長になったらどんな店づくりを目指したいですか?
 
 
独創的なアイディアや発想はどんな企業でも歓迎されます。
 あまり現実離れしていても困りますが、
既成概念にとらわれない独自のプランを語って、面接担当官の興味を引きたいものです。
 また、店舗そのものだけでなく、店長として自分のしたのスタッフたちへの心配りも加えたいものです。
 「
何でも話し合えるフランクな雰囲気にしたい」などと、管理能力やコミュニケーション能力もさりげなくアピールしましょう。
 
 ◆将来独立したいと思いますか?
 
 店長としてナンバーワンを目指すか、店舗開発その他のスタッフ部門を目指すか、あるいは独立を目指すか、将来の目標は人それぞれです。
 この質問は、それを尋ねているので、独立の希望がない場合は、今後のキャリアプランについて語る必要があります。
 独立を希望している場合は、正直にいって構いません。
 ただし、あまり強調しすぎると、会社はそのための踏み台にすぎないと受け取られてしまい、マイナスイメージになってしまいます。
 「独立の希望もあるが、今はこの業界で自分を磨くことが第一」などと、その会社でのキャリアプランにつながるような話し方がよいでしょう。
 
 ◆OA機器はどの程度扱えますか?
 
 事務処理にワープロやパソコンを使っている企業では、
OA機器を扱った経験があるかどうかを確認するための質問です。
 ワープロなら、どこのメーカーのどんな機種を使っていて、一分間何文字くらい打てるかまで答えておいたほうがよいでしょう。
 扱ったことがないなら、「
これから勉強したい」という熱意を伝えましょう。
 
 ◆人と人とのコミュニケーションを保つには何が最も大切だと思いますか?
 
 総務や人事などは、
社内の各部署とうまくコミュニケーションを図っていかなければならない潤滑油的な役目があります。
 この質問は、そうした自覚を持っているかを見るものです。
 難しく考えず、他の部署の人と接するときに日ごろ気をつけていることを話せばよいでしょう。
 「
以前会社でこんなトラブルがありまして」とエピソードをあげて、どのように収めたかを述べると問題解決能力のアピールもできて効果的です。
 
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技術系についての質問・・・
 
 ◆どんなシステムを作ってきましたか?
 
 
SEの経験者に対して間違いなく聞かれる質問です。
 システムの概要と特徴、そのシステムの中でどの部分をどう担当したかなど、細かく具体的に答えましょう。
 携わった仕事の中で、最も高度なシステムを中心に説明し、苦労した点やうまくいった点について触れてもいいだろう。
 
但し、突っ込まれるとボロが出るようなオーバートークは避けたほうがよいでしょう。
 
 ◆プログラム言語、マシンはどんなものを使いましたか?
 
 主として、
プログラマー募集の際に重視される質問です。
 どんなプログラミングができるかを見るために必ず聞かれると思ってよいでしょう。
 「
コボルはひと通り覚え、今はC言語を学んでいます」といったように、新しい言語を覚えようという意欲をみせましょう。
 マシンの質問は、技術レベルを探ったり、その会社で使っているマシンに対応できるかどうかをチェックするのが狙いです。
 
 ◆プロジェクトリーダーとしての経験はありますか?
 
 ソフトウェア技術者としてのキャリアを見る質問ですが、同時に
リーダーとしての力量を図りたいという意図もあります。
 「
経験がある」と答えた場合には、プロジェクトの内容やリーダーとしての責任範囲だけでなく、スタッフをどう動かしたかという部分にまで触れたい。
 「
スタッフの持つ力をうまく引き出しながら、全員の協力のもと、プロジェクトを完成させた」などと指導力のあるところも見せてください。
 
 ◆一貫して研究してきたテーマは何ですか?
 
 自分のこれまでの仕事を含めて、「
どこに最も興味を持っているのか」、「何が得意なのか」を具体的に聞いてきます。
 
最大限自分をPRできるチャンスと考えて、しっかりした回答を示しましょう。
 なるべくだれにでもわかる言葉で、具体的に説明することです。
 
 ◆今後研究してみたいテーマがありますか?
 
 技術職でも、仕事の範囲は単一ではなく、それなりの広がりを持っています。
 そんな中で、「どこに最も興味を持っているか」を聞き出して、「
研究の方向性や姿勢」を探りたいという意図があります。
 「
この先どんな目標を持って働くのか」というところへもつながってきますので、探究心の深いところを存分にアピールしましょう。
 
 ◆この図面はどういう意図で書いたのですか?
 
 設計関係の仕事では、
手掛けた図面の持参を求められることが多くあります。
 その際には、どのような意図で書かれたのか聞かれるのが普通です。
 自信を持って
自分の考えや苦心した点、工夫した点などを説明しましょう。
 ただし、簡潔に要点だけ述べるように注意てください。
 
 ◆どんな専門誌を読んでいますか?
 
 技術者の面接ならではの質問です。
 専門誌の購読について聞く企業は多くあります。
 
日々進歩する技術事情に関する情報は常に吸収していてほしいという思いがあります。
 仕事に対する姿勢、関心度、自己啓発の度合いもここでチェックされます。
 
 ◆派遣がありますが、よろしいですか?
 
 言葉通りの質問です。
 派遣の有無はあらかじめ調べ、ハッキリ態度を決めておくべきですが、そうでなくても応募したからには前向きな態度を示てください。
 全く気にしないなら、「
派遣先で優秀な人材に、もまれることで、より高度な技術や知識が身につくので」とその利点をあげて、積極姿勢を示すのもひとつです。
 
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「なにか質問は?」に対する逆質問!・・・
 
◆御社は事業の多角化も積極的に行なっていらっしゃいますが、今後力を入れていこうと考えているのはどんな分野ですか?
 
 経営ビジョンや将来の目標についての質問は、前向きな姿勢が見られると歓迎する面接官は多いようです。
 だからというわけではありませんが、会社の将来性を占う上でぜひぶつけてみたい質問です。
 別の方向から、例えば「
競争がかなり厳しいと聞きますが、御社はどう対処しようと考えておられますか」という質問の仕方もできます。
 
◆今、○○の資格取得を目指しているのですが、私が担当させていただく仕事にこの資格は生かせるのでしょうか?
 
 仕事内容は通常、会社側から説明があります。ですが、それだけでは自分が担当する実際の仕事や中身や範囲はわかりにくい場合があります。
 そこでこちらから自分のキャリアや態度に応じた具体的な質問をする必要が出てきます。
 例えば「
私のキャリアですと、その製品開発にどんな立場、役割でタッチすることになるのでしょうか」といった聞き方になります。
 
◆積極的に中途採用を行なっておられるようですが、未経験で入社されて活躍していらっしゃる方も多いのでしょうか?
 
 中途入社者が活躍できる風土がある会社かは重要なポイントになります。
 新卒入社者ばかり重宝がられて中途入社が働きにくい環境では困ります。
 また異業種への転職を目指す人は、未経験で入社してもハンディがないことを確認しておきたいものです。
 このように尋ねると「
○○部の部長も中途で入りましたが経験はなかった」など、活躍している人のポジションやキャリアを教えてくれるところは多いはずです。
 
◆中途入社の方は何割くらいいらっしゃいますか?
 
 答えを聞いて「
かなり多いんですね」と話を続ければ、中途入社者の活躍ぶりまで話は広がっていきやすい。思ったより中途入社者が少なければ、中途入社した人に対する会社側の考え方、位置づけをストレートに聞いてみましょう。
 
◆この業界は派遣や出向も多いと聞きますが御社ではいかがなものでしょう?
 
 派遣・出向の有無は気になる人は確かめておいた方がよいようです。
 派遣先や出向先が決定している時は、求人広告に初めから勤務地として表記されている場合もあるので、その点からも確認しておきたいものです。
 
◆社内を拝見したところ若い方がたくさんいらっしゃいますが、平均年齢はおいくつですか?
 
 社風や若手の活躍ぶりを知るための質問です。
 社内の雰囲気が自分に合っているかどうかはぜひ確かめておきたいことですが、人に尋ねてわかるものではありません。
 それより、例えば社員の平均年齢を聞いてみた方がよりストレートにイメージできます。
 男女の構成比、クラブ活動の活動状況、スポーツ大会など社内イベントの関係状況なども、社風を推し量る材料になります。
 
◆係長さん、課長さんの平均年齢はおいくつですか?また最小年齢の方はおいくつですか?
 
 同じ平均年齢の質問でも、こちらは役職についている人の平均年齢、年功序列で一定の年齢に達しないと役職に就けない会社か、実力次第でどんどん出世できる会社かが、これで判断できます。
 昇進のシステムはストレートに聞いても構いません。
 その場合、中途入社者が勤続年数のハンディを負うようなことがないように確認しておきましょう。
 
◆業績の伸びから察しますと、みなさん遅くまで頑張っていらっしゃるのではないですか?
 
 本当は「
残業はどのくらいありますか」とでも聞きたいところです。
 しかし、ストレートに聞くとやる気はあるのかと疑われかねない。
 そこで業績の伸びと関連付けて遠まわしに聞いたのが、この質問です。
 前の会社での例をあげ、「
以前は月に100時間以上も残業があり、自分の勉強時間も取れませんでした。御社ではいかがなものでしょうか」などと聞くのも一つの方法です。
 
◆各地に事業所を持っておられますが、配属先についてはこちらからある程度希望を述べさせていただいてもよろしいでしょうか?
 
 勤務地については、初めから配属先が決まっている場合もあれば、応募者の希望に沿って決める場合もあります。
 例えば技術者は研究開発部門が本社、研究所、工場と分かれている場合もあります。
 遠方の工場に配属されても対応できるように所持地も確認しておきたいものです。
 勤務地の話が出たところで、気になる人は転勤の有無もさり気なく聞いてみるとよいでしょう。
 
◆お邪魔にならない程度にあとで社内を拝見させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
 
 社内の雰囲気を知るには、やはり自分の目で見て確かめるのが一番です。
 このように頼んだからといってずずしいと思う面接官はいないはずです。
 むしろ、熱意の表れと見てくれるでしょう。
 運よく見せてもらえば、オフィスの雰囲気だけでなく、社員の仕事ぶりや表情、上司との接し方などから、やりがいを持って働けそうな会社かどうかを感じ取れるでしょう。

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